ウルトラマンがつなぐ、強めるきずな

ウルトラマンシリーズが放映されてから、50年が経つんですね。
正直なところ、わたしの成長過程に彼らヒーローは不在でした。夫も然り。よって、我が家の海外生まれ育ちの5歳の息子には、日本産のヒーローを教え伝えることがありませんでした。彼の好きなヒーローは、スパイダーマンにキャプテンアメリカ。
ところが、そんな息子が夏休みの里帰りでウルトラマンに出会いました。放映開始50周年という記念の年、ということもあるのでしょう。義理の父がウルトラマン特別番組を録画しており、その貴重な初期の物語に21世紀現代っ子の息子はほぼ一目惚れ。それ以来、寝ても覚めても「ウルトラマン!」、出かけるかけごえはすべて「しゅわっち!」、さらには愛読書は「ウルトラマン図鑑」という熱の入れようです。まるで水を飲み干すかのように、息子はウルトラマン思想を受け入れました。
不思議なものです。ウルトラマンのおかげで、どことなく日本人ぽくない息子がすっかり「たろう」ぽくなりました。日本を遠く離れ、日本的でない文化圏に取り込まれていたように見えても、ウルトラマンはやっぱりジャパニーズボーイを引き寄せつなぎとめ、世代を途切れないように絆を強めてくれるんですね。
おじいちゃん、お父さん、息子。三世代が仲良く夢中になってウルトラマンシリーズを観る様子に、わたしたちの心の中というよりむしろDNAに組み込まれたウルトラマン哲学の深さを感じざるを得ませんでした。http://www.howtopaintacar.net/